完成間近の天体観測所

　趣味の天体写真をストレスなく撮影するための小屋を建てる計画が進んでいることは以前述べた（ http://landarzt.blog.fc2.com/blog-entry-807.html ）。６畳の部屋にバストイレユニットの小さい奴、120㎝の幅を持つ流し、冷蔵庫、調理台（IHヒーターを2つ乗せる）、薪ストーブ、ソファーベッドを備えようというのだから、かなり厳しい。しかし、実際に小屋の中にバストイレユニットが入り、調理台が置かれると何とかなりそうな気分になってきた。とはいっても、6畳一間だ。とてもかわいい。

　観測室の方は、屋根がスライドして開く２畳の部屋（そこに赤道儀を設置）、その隣にPCを中心とした画像処理室を置く。その観測室は様々な条件を考慮して基礎部分から２mの高さに梁が来るように設計した。だから当然観測室の床は赤道儀を楽に操作できる高さとして、基礎から１mほどの高さになる。当然、その床下が大きく開いてしまう。それはもったいない話だ。そこを物入れに使えないか、そう考えた。そうすると、作業途中の材木など、材木をカットするための作業台、そうした作業をこなすための工具などをそこに収納することが出来る。

　しかも半ば高床式の様な建物だから、床下収納を作ればかなり効率的な収納が可能になる。そこにワインなどがすっぽり収まる。しかもちょっとわかりにくい所だから、こちらが酔っぱらった隙に勝手に開けて飲んでしまうという不届きものによる不幸な事故を避けることもできる。合計１０畳の広さでもいろいろ快適な居住空間を作り上げることが出来そうだ。しかも、私の切り札はロフトだ。屋根の傾斜が４５度にしてあるので、天井裏はそれなりに天井が高い。そうすると、物入れとしてだけでなく、来客の宿泊場所として使える。ただし床からの高さが2.4mあるので、お酒が入ると危ない。

　いろいろ夢の膨らむ観測小屋だが、ついにバストイレユニットやシンクが室内に入った。もちろん外壁は6畳間の居室については完成している。完成までそれほど待つ必要はなさそうだ。観測室の床や内壁は自分で作る。もちろんロフトも自作の予定だ。当然そのプロセスはその都度この場でご報告しよう。とりあえず、外壁が出来上がった状態の写真、それから内部の写真（これは広角レンズが無かったので、うまく写せなかった）をここにUPしておく。