トマトのレシピ
- 2016/12/07
- 13:52
以前友人がトマトステーキなるレシピを教えてくれた。大仰な呼び方だが、大きめのトマトを分厚く輪切りにしてフライパンで焼いて食べるのだ。その友人はステーキ・ソースについて言及していなかった。塩でも振って食べればいいのかもしれない。この秋の悪天のせいで野菜の値段が高騰したが、やっと少しだけ値段が下がってきたので、このトマトステーキを作ってみた。フライパンは焦げ付きを恐れてテフロン加工を施したやつを用い、トマトと相性がよさそうなオリーブ油を使った。加熱するとトマトの酸味が強調されるようだ。
単にこれだけでは芸がないので、以前キャベツに乗っけて焼いたゴルゴンゾーラをトマトに使ってみた。やり方はいたって簡単。トマトの輪切りの片面を焼いて熱が通ったころひっくり返す。そしてその上にゴルゴンゾーラを乗せて蓋をして蒸し焼きにする。一分も焼けば十分だろう。ゴルゴンゾーラが溶け始めており、トマトごと掬い取ってお皿にレイアウト。白いお皿が見た目にきれいだ。口に含むと、最初ちょっとした違和感を感じた。トマトの酸味とゴルゴンゾーラの香りがやや異質なのだ。しかし、そんな感想も、二口目には忘れてしまった。この料理(というほど御大層なものではない)に必要なものはフライパン、油、加熱道具、まな板、包丁、そして材料であるトマトとゴルゴンゾーラチーズだ。
ゴルゴンゾーラには二種類ある。ピカンテとドルチェ。ピカンテのほうが味にパンチが効いている。この料理には、今手元にないドルチェのほうがよかったかもしれないなどと考えた。先に述べた包丁はよく研いで、切れるようにしておこう。トマトが押しつぶされると、せっかくの「ステーキ」が台無しだ。オリーブ油の代わりにグレープシード・オイルを使ったらどうか。試してみた。香りのない、少し平板な感じになったが、悪くない。しつこい味を好まないのであればむしろこのほうがいいかもしれない。逆に、少ししつこいほうが好みであればごま油などという手もある。これはなかなかしつこい味が口の中に広がるので、好みがわかれる。しかしごま油はこんな料理に使うよりももっと有効な使い方がある。
それはドレッシングに使うやり方だ。最近ドレッシングを作るのが面倒になってきて、ポン酢をサラダにかけてそのあとでオリーブ油をかけていたのだが、オリーブ油の代わりにごま油をかけたらどうなるか、試してみた。これがとてもよかった。もっともこれもさっぱりしたサラダを食べたい向きにはやや異質なものかもしれないが。このところトルコ人みたいに、サラダにヨーグルトをかけて、それからドレッシングをかけて食べているので、そのドレッシングのオイルをごま油に変えてみたのだ。ヨーグルトとの相性も良い。サラダにヨーグルトをかけて食事の最初に食べると、そのあとで食べたものの消化吸収がゆっくりになって血糖値の上昇に時間がかかり、急峻な上昇を避けることができそうだ。
先のミネストローネの項で述べたが、トマトステーキにはパルミジャーノ・レッジャーノに並んで( http://landarzt.blog.fc2.com/blog-entry-1139.html )ゴルゴンゾーラが断然おいしいのでぜひ試していただきたい。チェダーチーズなどのハードチーズには別の楽しみ方がある。ころもをつけてフライにして食べるのがおすすめ。前の記事で述べたが、オッソー渓谷のハードチーズは信じられないほどおいしく変身した。ぜひ試していただきたいものの一つだ。
単にこれだけでは芸がないので、以前キャベツに乗っけて焼いたゴルゴンゾーラをトマトに使ってみた。やり方はいたって簡単。トマトの輪切りの片面を焼いて熱が通ったころひっくり返す。そしてその上にゴルゴンゾーラを乗せて蓋をして蒸し焼きにする。一分も焼けば十分だろう。ゴルゴンゾーラが溶け始めており、トマトごと掬い取ってお皿にレイアウト。白いお皿が見た目にきれいだ。口に含むと、最初ちょっとした違和感を感じた。トマトの酸味とゴルゴンゾーラの香りがやや異質なのだ。しかし、そんな感想も、二口目には忘れてしまった。この料理(というほど御大層なものではない)に必要なものはフライパン、油、加熱道具、まな板、包丁、そして材料であるトマトとゴルゴンゾーラチーズだ。
ゴルゴンゾーラには二種類ある。ピカンテとドルチェ。ピカンテのほうが味にパンチが効いている。この料理には、今手元にないドルチェのほうがよかったかもしれないなどと考えた。先に述べた包丁はよく研いで、切れるようにしておこう。トマトが押しつぶされると、せっかくの「ステーキ」が台無しだ。オリーブ油の代わりにグレープシード・オイルを使ったらどうか。試してみた。香りのない、少し平板な感じになったが、悪くない。しつこい味を好まないのであればむしろこのほうがいいかもしれない。逆に、少ししつこいほうが好みであればごま油などという手もある。これはなかなかしつこい味が口の中に広がるので、好みがわかれる。しかしごま油はこんな料理に使うよりももっと有効な使い方がある。
それはドレッシングに使うやり方だ。最近ドレッシングを作るのが面倒になってきて、ポン酢をサラダにかけてそのあとでオリーブ油をかけていたのだが、オリーブ油の代わりにごま油をかけたらどうなるか、試してみた。これがとてもよかった。もっともこれもさっぱりしたサラダを食べたい向きにはやや異質なものかもしれないが。このところトルコ人みたいに、サラダにヨーグルトをかけて、それからドレッシングをかけて食べているので、そのドレッシングのオイルをごま油に変えてみたのだ。ヨーグルトとの相性も良い。サラダにヨーグルトをかけて食事の最初に食べると、そのあとで食べたものの消化吸収がゆっくりになって血糖値の上昇に時間がかかり、急峻な上昇を避けることができそうだ。
先のミネストローネの項で述べたが、トマトステーキにはパルミジャーノ・レッジャーノに並んで( http://landarzt.blog.fc2.com/blog-entry-1139.html )ゴルゴンゾーラが断然おいしいのでぜひ試していただきたい。チェダーチーズなどのハードチーズには別の楽しみ方がある。ころもをつけてフライにして食べるのがおすすめ。前の記事で述べたが、オッソー渓谷のハードチーズは信じられないほどおいしく変身した。ぜひ試していただきたいものの一つだ。
- 関連記事
-
- 井上誠耕園のオリーブ油 (2017/01/08)
- タジン鍋料理 (2016/12/19)
- トマトのレシピ (2016/12/07)
- てんぷら、フライ、から揚げ (2016/12/05)
- ミネストローネ (2016/11/30)
スポンサーサイト